真宗の教え
親鸞聖人が二十年間修行をされた比叡山を下りられ、六角堂(京都市中京区)に百日問参籠したのち、法然上人との値遇(かけがいのない出会い)を果たされたのは建仁元年(1201年)のことと伝えられています。親鸞聖人二十九歳の時のことです。
「ただ念仏して、弥陀にたすけまいらすべし」(歎異抄第二章)という法然上人のお言葉をよりどころとされ、生涯をかけてそれをあきらかにされたのが『教行信証』というご著作であり、これは浄土真宗の立教開宗の書ともいわれています。
また、真宗の教えの要諦を示す言葉として「本願を信じ念仏を申さば仏になる。このほか何の学問かは往生の要なるべきや」(歎異抄第十二章)があります。ただ、この「信」も「念仏」も「成仏」も、すべて如来のおはたらきによることをあきらかにしてくださったところが親鸞聖人立教開宗の眼目です。 |
| 胎内市 善良寺住職 加藤祐晃 |
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